そもそも知らなかった人は当然ですけど、不思議なことに知っている人も質問します。この辺にアレクサンダーテクニークが経験的な技術にとどまっていて、理論的な基盤のなさが表れているように思います。
効率的な体の使い方です
要は体の使い方で、目指しているものは効率的な体の使い方。
最適な筋肉を最小限で使うということです。
で、これにあたって特に注目するところがあり、それは体の支え方です。
この体の支え方として、過剰な筋緊張を加えてしまう癖を私たちは知らずに身に着けてしまいやすいんですね。で、その体の支え方の過剰な筋緊張を抜く技術こそ、アレクサンダーテクニークです。
それに意識が関係してくる。気づくこと・注意の向け方・意図の仕方、といったことを学ぶことになります。
一般的には、理学療法がこの分野に相当します。ただ、この意識について方法論をもって学んでいくという点で理学療法とは異なります。認知運動療法の考え方に最も近い。ただ、実際の技術は少し違う。
まあ、ざっくりいえば、民間の認知運動療法となるでしょうね。
動画で説明していること
私たちのすべての動作は体を立っているか座っているかで支えたうえで、行っているわけです。このため、体の支え方による過剰な筋緊張は、すべての動作の中に含まれてきます。
当然、動作時の筋緊張は強くなる。結果、こりや痛みにつながります。それに加えて、この筋緊張が様々な機能を制約することになります。
代表的な影響が、呼吸です。発声にも影響が出ます。血流にも影響が出てくるでしょう。で、頭痛などにも関係してくる。
本当に様々なことに影響がでてくる。
体を支えていることは、動作をするにあたっての必要条件です。すべての動作の基礎です。だからこそ、アレクサンダーテクニークは、基本、いや私たちの活動・生活、人生にとっての基盤の技術となる。
この辺のところを動画で説明しています。
What is the Alexander Technique?
英語ではありますが、少しテロップを加えています。(外国の方にも発音が悪くて伝わらない可能性もあったので。。)
YouTubeのビデオは、英語の字幕も加えてくれるんですね!
画面右下の設定で字幕もつけてもらえると、英語ですがすべて表示してくれます。多少言っていることと、違った単語が表示されていますが、大方は大丈夫でした。音声認識はしてくれたということで、少し発音にはほっとしました。。
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