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ヨガや体操などのレッスンで、「股関節で体を曲げて」とか「肩を回して」のように言われたことはありませんか?
これらの指示は、関節を動かす意図をうながすものです。もちろん、これで体を動かすことはできます。 ただ、実はこの意図だと、筋肉収縮が過剰になりやすいのです。そして、動きも重いものになりやすい。
それをドアを例に使って、簡単に解説しています。マイナーな問題のようで、動作の質に与える影響は大きいんです。
首こりや肩こり、腰痛などの問題を抱えている人にも影響するし、ダンスや楽器演奏、スポーツといったパフォーマンスにも大きな影響を及ぼします。
関節の位置やその機能を学ぶことは役立つ知識になるでしょう。気をつけたいことは、それを実際の動きに応用するときです。「ここに関節があるから、ここを動かせばいいんだ」となっていると、それは関節を動かす意図になってしまい、過剰な筋収縮をもたらしやすい。
「動かすべき部位を動かす」ようにしてください。これは当たり前のことなんですが、意外とこうなっていない場合が多いんです。
何を意図するかで、動作の質は変わります。意図すべきは、本来の目的です。原点に返るといってもいいかもしれません。
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