アレクサンダー・テクニーク書籍の初の文庫本が発売!
私、青木紀和の拙著が文庫化され、23年7月19日に発売されます!
三笠書房の知的生きかた文庫での出版で、定価924円(本体840円+税10%)です。
23年7月19日以降に、一般の書店で購入できます。Amazonや楽天ブックス等でも購入できます。アオキメソッド・オンラインサイトからもご購入いただけます。
わかりやすく、かつ自分で実践していきやすい本
タイトル通り、とにかく「ラクな体の使い方」について解説した本です。具体的で、実践につなげやすいものにできたと思っています。
副題に「アレクサンダーテクニーク」となっていますが、ベースとしてはアレクサンダーテクニークの考えを元にしていますが、解説したいのはアレクサンダーテクニークというよりは、「いかにラクに体を使えるか」「いかに過剰な筋収縮を抜けるか」です。
音楽家や俳優に多く取り入れられているアレクサンダーテクニークですが、もっと多くの人がこの技術の恩恵を受けることができます。アスリート・ダンサー・格闘家などのよりダイナミックな動きが求められる人たちもそうですし、慢性的な痛みや人前での緊張で悩む一般の人にも有効な技術となります。
コツは「ふぅー」とため息!
「ため息」というと、ネガティブなイメージがありますが、とてもポジティブなアクションなんです。ネガティブな要素は「息をためていること」であり、そこから脱却するアクションである「ため息を吐くこと」はポジティブなのです。
では、なぜ「ため息」がコツになるのか。それは本書で詳しく解説しているので、読んでいただければと思いますが、ポイントは「ため息」が、私たちの「過剰になっている体の支え方」を変えるための最重要アクションだからです。
私たちは、気づかぬうちに過剰な筋収縮を加えていやすい。そうしてても、色々な活動はできるし、生活に支障は一見ありません。ただ、これが多くの問題の原因となり得るのです。
その中で、最も気づいていないことが、「過剰になっている体の支え方」です。そこまで体を支えなくても、私たちは倒れなかったし、色々な動作ができるのですが、必要以上に筋収縮を加えて、体を支えていやすい。
起きているときは、立っているか座っているか、どちらかで体を支えていますよね。体を支えずにやっている動作って何かありますか?ほとんどないでしょう。つまり、体の支え方は、私たちのすべての動作に影響を与えてしまうんです。
これによって、痛みをはじめとした不快な症状を被っていたり、人前や本番での緊張で本来のパフォーマンスを発揮できなかったり、といった問題を抱えてしまいます。気持ちも落ち着きにくくなっているかもしれません。
便利な電子機器もあって、世の中便利になったことは間違いないんですが、自分の体の使い方だけは、まだまだ非効率的な部分がだいぶ残っているんです。それで生活の質、ウェルビーイングを低下させている可能性があります。これは、とてももったいないことと思いませんか。
内容も更新し、イラストも新規作成
文庫化にあたって、内容も更新しました。よりわかりやすく、より具体的に、より実践しやすいようにできたと思います。また、体験談等の文庫版のみのコンテンツも加えています。イラストも刷新し、イメージしやすいものになっています。
アレクサンダーテクニーク関連書籍では、初の文庫化です!三笠書房の「知的生きかた文庫」は一般書店で入手できます。様々な役立つ知恵がこの文庫には集められていますが、その中の一つに加えてもらえたことはとても光栄なことです。
ぜひ、本書で「ラクな体の使い方」を学んでください。きっと様々なことに好影響が及ぶと思います。
目次
- はじめに
- 1章 よけいな力を抜けば、すべての不調は改善する ー無意識の緊張に気づいてリセット!
- 2章 本当に「いい姿勢」は無理なく自然で疲れない ーラクできれいな「姿勢」のコツ
- 3章 声が、呼吸が、体が・・・生まれ変わったような爽快感! ーパフォーマンスが変わる「動作」のコツ
- 4章 痛みやこりと無縁になる「体の使い方」 ーいつでもどこでも意識するだけ!
- 5章 スッと心が落ち着き、不思議なほどうまくいく! ー震えるほどの緊張も、ここ一番のプレッシャーも!
- 6章 体から脳のクセを書き換えるエクササイズ ー今すぐできる「よけいな力を抜く技術」
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