即席保全– tag –
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【論考】有利な体の使い方
第11章 アレクサンダー・テクニークが有効である理由とその補足すべき点(その4)
【3. 既存のアレクサンダー・テクニークと私の方法の違い】 即席保全・有利意図という区分 創始者のF.M.アレクサンダーは,首の筋緊張を過剰にして動いてしまう反応パターンを,その人が目的達成のことだけを考えているために陥ってしまう反応と考え,こ... -
【論考】有利な体の使い方
第4章 即席保全の自動プログラムとその影響(その9)
【4. 即席保全の是正に向けて(つづき)】 ④是正した際には違和感を得やすい ⇒ 違和感を受け入れる 是正にあたっての難しさとなる四つ目の要素を挙げる。それは即席保全でいる人が即席保全の自動プログラムで対処している慣れた感覚に「倒れない」安心... -
【論考】有利な体の使い方
第4章 即席保全の自動プログラムとその影響(その7)
【4. 即席保全の是正に向けて】 ある人が即席保全を定着させていて,それを放置すれば,その人は前述したような悪影響を延々と被ることになる。その人は,体への負担を増やし,機能を制約するなど,姿勢や動作を不利なものとし,パフォーマンスを劣化させ... -
【論考】有利な体の使い方
第4章 即席保全の自動プログラムとその影響(その3)
【2. 即席保全の自動プログラム定着とその暴走】 過剰な体位保全の状態 この過剰な体位保全の仕方を喩えで説明したい。ある実行者が野球のバットを床面に立たせるという行為で考える。実行者は,バットのボールがあたる方を上にして,グリップエンドを下... -
【論考】有利な体の使い方
第4章 即席保全の自動プログラムとその影響(その2)
【2. 即席保全の自動プログラム定着とその暴走】 私達が注意を向けずに体位維持活動を実行するということは,私達はその体位維持の仕方を脳で自動プログラム化しているということになる。そして,脳で構築したこの自動プログラムに体位維持活動を任せてし... -
【論考】有利な体の使い方
第4章 即席保全の自動プログラムとその影響(その1)
【1. 即席保全という対処の仕方】 一定の割合の人は,骨傾斜容認や重心乖離容認でいて張力事後対応に陥りやすく,動作時には過剰共縮制動に陥りやすいことを前章までで述べてきた。これらは,いずれも不利な対処の仕方である。そして,これらの体位維持の...
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