体の使い方– tag –
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【論考】有利な体の使い方
第8章 有利な呼吸,発声の実現方法(その6)
【6. 会話やプレゼンテーション時に気をつけたいこと】 実行者は立骨重心制御と重鎮基底制動を実現しながら発声を行うだけで,発声しやすく感じるかもしれない。また,より響く声を出せたり,軽く声を出せるようになるかもしれない。有利意図の人は会話や... -
【論考】有利な体の使い方
第8章 有利な呼吸,発声の実現方法(その5)
【5. 有利な発声の実現方法(つづき)】 喉を閉めない よりよい発声を目指す人は,仮声帯を閉じるバルサルバ操作の反応を抑制するべきである。実行者は,バルサルバ操作の採用を習慣にしていると,発声時に腹筋群を筋収縮させた際に仮声帯を閉じる反応を... -
【論考】有利な体の使い方
第8章 有利な呼吸,発声の実現方法(その4)
【5. 有利な発声の実現方法】 発声における目的端先導の意図 呼吸の目的端先導の意図は「鼻や口から,息を吐いたり吸ったりする」であったが,発声の目的端先導の意図は「相手に届く声を出す」になる。呼吸は「空気を動かすこと」が目的だったが,発声は... -
【論考】有利な体の使い方
第8章 有利な呼吸,発声の実現方法(その3)
【3. 有利な安静呼吸の実現方法】 デスクワーク,読書,座った状態での細かい手作業など一定の姿勢を継続させていて,大きな動きが伴わないような活動をしている時は,実行者は安静呼吸といってそれほど換気量を必要としない呼吸活動を行っているだろう。... -
【論考】有利な体の使い方
第8章 有利な呼吸,発声の実現方法(その2)
【2. 呼吸における目的端先導の意図】 呼吸活動は内的な動きであり,筋による活動である。このため,他の部位の動きと同様に,実行者が持つべき目的端先導の意図がある。呼吸の場合の導くべき先導端は「息」となる。より具体的には「鼻や口から,息を吐い... -
【論考】有利な体の使い方
第8章 有利な呼吸,発声の実現方法(その1)
呼吸は,私達の意図を必要とせず自律的に行われるものでもある。放っておいても呼吸は行われるため,私達は呼吸のことをあまり考えなくなる。体位維持活動と同じである。注意しなくとも達成できるために,私達は呼吸の仕方を自身の習慣に任せる形になる。... -
【論考】有利な体の使い方
第7章 有利な動作の実現方法(その7)
【4. 体軸の動作(椅子から立つ/座る,歩行,体軸のひねり等)(つづき)】 体軸のひねり(スイングの動き) 野球のバットのスイングや,ゴルフクラブのスイング,武道における蹴りの動きは,実行者が足底を止めていて体軸をひねる動作を含む動作になる... -
【論考】有利な体の使い方
第7章 有利な動作の実現方法(その6)
【4. 体軸の動作(椅子から立つ/座る,歩行,体軸のひねり等)(つづき)】 歩行 有利意図の人が歩行で意図すべきことは「足底の摩擦による抑止を基にして,頭と胴体を前に導き,それに応じて脚を出す」ことである。 一定の割合の人は,歩行を「脚を動か... -
【論考】有利な体の使い方
第7章 有利な動作の実現方法(その5)
【4. 体軸の動作(椅子から立つ/座る,歩行,体軸のひねり等)(つづき)】 椅子から立つ/座る動作 椅子から立ち上がったり,座ったりする動作は,中腰の体位維持の仕方を動作へ応用したものにあたる。実行者が,自身の前後の重量バランスを考えるべき... -
【論考】有利な体の使い方
第7章 有利な動作の実現方法(その4)
【4. 体軸の動作(椅子から立つ/座る,歩行,体軸のひねり等)】 ここでは膝と股関節を曲げて中腰になること,椅子から立つ・座る動作,歩行動作,体軸のひねりの動作など,体軸を動かす動作について有利意図の人が持つべき指示の仕方を説明する。有利意...