miwazado– Author –
miwazado
-
レッスン
「なんか体が軽くなったぞ」 70歳の叔父とのレッスン(その1)
叔父が午前中にアレクサンダーテクニークのレッスンに来ました。 年末にあった葬儀の際に私の姿勢を見て、「ノリ(親族からの呼び名)はいつもいい姿勢だなー」と姿勢が評判となり、先月の叔母に続いて叔父もレッスンに来てくれました。 叔父は埼玉の籠原... -
【論考】有利な体の使い方
有利な体の使い方:第1章その8
4. 立骨重心制御と骨傾斜容認,重心乖離容認 【立骨重心制御と骨傾斜容認,重心乖離容認】 体を支える骨を立骨状態とする制御によって,実行者は骨を動きにくい状態にでき,局所的な筋や靭帯といった負担を軽減できることを述べた。そして,体の重心を適... -
書籍
毎日できる簡単肩こり体操
肩こり対策にはこの一冊あけましておめでとうございます。 今年も読者の方の体の使い方改善に向けて、できるだけわかりやすくそのコツをお伝えしていこうと思います。 この元旦に出版された素敵な本の紹介(&レビュー)をしたいと思います。 「毎日できる簡単肩こり体操」(NHK... -
【論考】有利な体の使い方
有利な体の使い方:第1章その7
3. 体の重心を適切位置に位置づける制御(つづき) これは,私達の体の構造が不安定な構造で,常に動いてしまう,または動いているという特徴ゆえにいえることである。私達が完全に止まれるのであれば,モデルの(2)の方が筋への負担を軽減できるので有利... -
【論考】有利な体の使い方
有利な体の使い方:第1章その6
3. 体の重心を適切位置に位置づける制御(つづき) このことを,図1−2のような骨と筋のモデルを用いて説明する。このモデルは,足部のような形をした前後(図では左右)が非対称な三角形の骨Bの頂点となる支点Oの上に,四角形の骨Aを乗せて支えるという... -
【論考】有利な体の使い方
有利な体の使い方:第1章その5
3. 体の重心を適切位置に位置づける制御 有利な体位維持の仕方のもう一つの条件として示した「体の重心を支持基底面上の適切位置に位置づける」ことの有利性について述べる。 この条件を満たすように制御することの利点は,実行者がこれによって支持部位... -
【論考】有利な体の使い方
有利な体の使い方:第1章その4
【2. 体を支える骨を立てる制御(つづき)】 モデルと実際の体との違い このモデルで説明した特徴は,私達の実際の体にもあてはまると考えている。ここでは,モデルと実際の体との違いについていくつか述べる。実際の体で立骨状態となった場合に,全体の... -
【論考】有利な体の使い方
有利な体の支え方:第1章その3
【2. 体を支える骨を立てる制御(つづき)】 立骨状態に制御することの利点と特徴 実行者がここで定義した立骨状態となるように体を制御することで,体を支える骨を動きにくい状態にできること,局所的な筋や靭帯の負担を減らせる,という利点を得る。そ... -
気づき・注意
未開発な「気づく能力」
【気づくことは人類の能力】 体の使い方に変化を与えるにあたって、何はともあれ必要なこと。それが「気づく」ことです。 自分がやってしまいやすい不利な癖を知っていて、直したいと考えているとしましょう。 そうではない有利なやり方を知っていたとして... -
【論考】有利な体の使い方
有利な体の使い方:第1章その2
2. 体を支える骨を立てる制御 【体を支える骨,骨を立てることの定義】 まずは,有利な体位維持の仕方の条件として挙げた「体を支える骨を立てる」ことについて,その定義と特徴について述べる。 体を支える骨は,私が以下に定義するものである。体を支え...