miwazado– Author –
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有利な体の使い方:第1章その15
4. 立骨重心制御と骨傾斜容認,重心乖離容認(つづき) 【重心乖離容認状態の傾向(つづき)】 同じ立位でも直立の立位ではなく,股関節や膝関節を屈曲させた中腰の姿勢の場合においても,実行者が重心乖離容認であれば,重心を後方へ乖離させやすい(図... -
有利な体の使い方:第1章その14
4. 立骨重心制御と骨傾斜容認,重心乖離容認(つづき) 【重心乖離容認状態の傾向】 立位における理想的な状態と考える立骨重心制御状態では,体の重心の足部投射位置は足関節の前方で,脛の表面と足の甲の表面が交わる辺りになる[14]。私は,一定の割合... -
有利な体の使い方:第1章その13
4. 立骨重心制御と骨傾斜容認,重心乖離容認(つづき) 【骨盤と脊柱の相互補完関係】 骨盤の骨傾斜の傾向は,脊柱の骨傾斜と連携する関係を持っていると考えている。つまり,脊柱の骨傾斜が単独で起こるというよりは,骨盤の骨傾斜と共にみられやすいと... -
有利な体の使い方:第1章その12
4. 立骨重心制御と骨傾斜容認,重心乖離容認(つづき) 【骨傾斜容認状態の傾向】 ここで,立骨重心制御状態の有利性を述べるために,比較対象となる不良姿勢の実態をみていくことにする。ケンダルが不良姿勢とした図1−3のB,C,Dは,私がみてきた骨傾... -
有利な体の使い方:第1章その11
4. 立骨重心制御と骨傾斜容認,重心乖離容認(つづき) 【骨と関節の状態の推定(つづき)】 脊柱最上部の環椎の上に頭蓋骨があり,それらは環椎後頭関節で関節する。環椎後頭関節には関節面が左右二対あり,ここで頭蓋骨からの荷重を環椎が受けることに... -
NHKスペシャル「“骨”が出す!最高の若返り物質」を見ました
【必見のNHKの人体シリーズ】 NHKスペシャル「人体 神秘の巨大ネットワーク」シリーズをテレビでやっていますね。 昨年の10月から始まった人体シリーズですが、欠かさずに見ています。 毎回新しい情報を得られるし、なによりも最先端技術による映像だっ... -
有利な体の使い方:第1章その10
4. 立骨重心制御と骨傾斜容認,重心乖離容認(つづき) 【骨と関節の状態の推定(つづき)】 脛骨の上に大腿骨があり,それらは膝関節で関節する。Aでは,膝関節は伸展位となっている。大腿骨遠位端の関節面が脛骨の方向である真下を向き,脛骨の関節面に... -
有利な体の使い方:第1章その9
4. 立骨重心制御と骨傾斜容認,重心乖離容認(つづき) 【立骨重心制御の姿勢アライメント】 実行者が,立位時に体を支える骨を立骨状態とし,体の重心を適切位置に位置づけるという立骨重心制御をすることによって,実行者の姿勢は一般的に理想的とされ... -
「なんか体が軽くなったぞ」 70歳の叔父とのレッスン(その3)
【寝ているときの状態をチェック】 そんなこんなで次のテーマにうつってゆきます。 その時の状態をやってもらうと、たしかにしんどそう。 と教室のベッド(テーブルとも言いますが)に寝てもらう。 ライダウンワーク そこで、ライダウンワーク(またはテー... -
「なんか体が軽くなったぞ」 70歳の叔父とのレッスン(その2)
前編・後編の2回で終わるかと思ったら、意外に長くなったので、その2を加えました。。 【叔父さんの歩き方をチェック】 で、歩き方も提案していきます。 歩くときの叔父さんの一つの不利な癖が「腕を振る」ことです。 正確にいうと、腕を必要以上に振っ...